2012年11月17日土曜日

慎(つつしむ)を専(もっぱら)とす。


 自由気ままに、やりたいようにやっていたい。まあ、だれでもそうでしょうね。でも、欲望のおもむくままに行動し慎みのない生活をしていると、まあ体を壊しますな。

 川にかかる細い橋を渡るとき、落ちたりしないか、橋が壊れはしないかと恐れ、用心しながらまた無茶を慎みながら歩を進めるでしょう。そのように、日々の生活も用心深く過ごすことが大切です。

 若いうちは体力があるので兎角無茶をしがちです。まあその時は過ごせても、後で病が追いかけてくることがあります。高齢になれば、当然体の抵抗力も落ちているわけですから、ちょっとの無理がそのまま命に関わるというようなこともあるでしょう。

 慎み深く、日々を送ることが、養生にとって大切な心構えです。

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