2013年1月5日土曜日

大風雨と雷はなはだしくば、夜といへどもかならずおき、坐すべし


 暴風雨となり雷が激しく鳴り響くようなときには、自然の猛威を恐れて夜も服をきちっと着て起きておくのが良い。

 そう言われてもね、江戸の昔とは違うから、なかなか並みの台風くらいでは現代人は起きておくなんてしないね。それでも昭和の中ころまでは、台風が来るといえば、雨戸を堅く占めたり、飛びそうなものはくくったりしていたけどね。

 ただ、自然の力というのは意識していたほうがいいよね。万事において注意深く生きるというのが、養生訓の伝えたいことの一つなんだろうね。

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