2014年1月14日火曜日

飲食は飢渇をやめんためなれば

  動物である人間が摂食活動を行なうのは、身体の働きを維持し機能を保ち種を存続させるため。そのための必要量を満たせば、ほんの少したくわえがあればよいということになる。それ以上溜め込もうと、やたらと食べてしまうのは、慾を抑えることができていないということになる。

  まあ、現代の先進国のように、いつでも充分食事を確保できる、などという状況は長い生命の歴史の中でも極めて稀な出来事だろう。その出来事に人間の脳が適応できていないだけかもしれない。

  食べ過ぎたといって薬を飲む人、飲食のために前もって薬を飲む人がいるけれど、過食と薬の影響で元気を損なう可能性が高い。

  おいしくて嬉しくなるようなものを食べ始めると、ついつい度が過ぎてしまう。これはうまい!と思ったら、ちょいと戒めの心を持って、欲望を少しコントロールしてあげよう。病に倒れてから後悔しないようにね。

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