2014年1月30日木曜日

花は半開に見、酒は微酔にのむ

 興に乗って、空騒ぎや馬鹿騒ぎをすると、あとで疲れる。調子に乗りすぎずそこそこのところでやめておくほうが良い。ほろ酔い程度でやめておけば機嫌よく過ごせるところが、度を過ごしてつらい目にあった御仁は多いだろう。欲望の赴くままに過ごせば、しっぺ返しがやってくる。

  友人との会食でおいしいものを前にすると、食べ過ぎることが多いが、そのとき充分満足するほど食べてしまうと、後で体に障るものである。 

 貝原流の食に関する養生の要点を、かいつまんで読んでいるわけだが、「楽の極まれるは悲の基なり」というのは、飲食にとどまらず、人生全般に言えることなのだと思いますね。

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