2014年1月8日水曜日

元気は生命の本也。飲食は生命の養也。

 科学は生命に関する様々な事実を解明してきました。しかし、人が生命と呼べるものを人工的に生み出すことはできておりません。私たちの知っている様々な物質を寄せ集めただけでは、生命は生まれないのです。集まった物質を統合し機能させる何かが必要なのでしょう。ひょっとしたら、それは日本人が、「気」呼ぶなにかなのではないでしょうか。
  元気は生命の根源であり、その気を養うのは飲食です。生まれながらにもっている気(先天の気)というのもありますが、命を健やかに保っていくには、飲食より養われる気(後天の気)が大切です。 
 大切だからこそ、私たちは飲食が大好きなのでしょうが、ついつい過ぎてしまいがちですね。飲食に対する大きな慾をコントロールするのが養生の要なのでしょうが、とても難しいものですね。

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