2014年10月27日月曜日

酒は天の美禄なり



 お酒をまったく飲めない人にとって、お酒は害であり、毒でしかない。しかし、呑める人にとったらありがたいものである。少し頂いているうちなら、陽気になり、気持ちは楽になり、食欲は増進し、いらぬ心配はしなくなる。素敵なご褒美である。

 しかし度を過ごせば、酒ほど人にとって害となるものもないかもしれない。過度の飲酒が引き起こしたと思われる病気や事故は少なくない。

 特に、「おれは、飲み始めたら食わぬ。」などといっている人は、命を縮めることになる。せっかくの美禄が却って仕打ちになるなんてことは、悲しいね。