2016年2月17日水曜日

わが心にかなはざる物は、養とならず。かへつて害となる。




お残しは許しまへん!

給食を残しちゃいけないよと、小学校の先生は言われていた。私はほぼ好き嫌いがないので、どうということはなかったが、嫌いなものの多い生徒はなかなかつらかったであろう。

でも益軒さんがいうように、味が自分に合わないものは、無理して食べてはよろしく無いようだ。自分の体の声が好き嫌いに現れると考えれば、やはり体の欲しているものを食べたくなるのが道理だろう。

いくらご馳走でも、気を使って無理してまで食べてはだめ、とまでおっしゃる言葉に、大きくうなずく御仁も多いのではないだろうか。

ただし、いくら好きな味だからと言って、食べ過ぎてはいけないことは、養生の基本であることも忘れてはならない。

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